検察庁・法務局・弁護士会・法テラス・裁判所共催の「法の現場」見学ツアーに参加しました。

最初に、広島地方裁判所で、民事部の書記官の方から、裁判の仕組みについて説明を受けました。
裁判の仕組みについては、1年生で少し学習しており、2年生にとっては説明もわかりやすかったのではないでしょうか。
説明後は、法廷内を見学し、実際に法服を着させていただいたり、裁判官や裁判員席、書記官席など普段は立ち入ることのできないエリアを見学することができました。

次に、広島法務局へ行き、法務局の役割についてお話を聞きました。
法務局といえば、登記や戸籍、供託といった民事行政事務についてはこれまでも学習していますが、それ以外にも訟務事務や、人権擁護事務も扱っているとのことです。
特に、人権擁護相談を法務局がやっていることは知らなかったので、とても勉強になりました。

最後に、紙屋町法律センターで、弁護士の先生から弁護士の仕事などについてお話を聞きました。
弁護士と聞くと、テレビドラマのような華やかな世界をイメージしがちですが、実際には複数の事件を同時に抱えながら、地道に仕事を積まれています。
それでも、弁護士に対する近寄りがたい印象があるのか、なかなか利用されにくいのも現状のようです。
紙屋町法律センターは、広島そごう新館6階にある、とても落ち着いた雰囲気です。

普段勉強していることを、実際に見聞することはとても勉強になります。
いろいろな機会を通して、これからもさまざまな形で法律に触れていきたいと思います。