広島医療保健専門学校では少人数制学級を採用し
専任教員が学生一人ひとりをきめ細やかに支援します。
理学療法の基礎的な知識、人間の身体運動の理論や基本的な技術を学び、
実践的な技術の習得から臨床実習へとつなげていきます。
基礎的知識を学び、勉強を習慣づける
理学療法の基礎を固める
基礎の臨床実習で実践的な技術を学ぶ
臨床実習と国家試験
理学療法学科の卒業生は大学卒業者の「学士」と同等の称号「高度専門士」が付与されます。
「高度専門士」とは、4年制専門学校の修了者に与えられる称号のことです。これは大学卒業者の「学士」と同等に位置づけられる称号として平成17年に創設されたもので、大学院への入学資格が付与されることでも大いに注目されています。
これまで大学卒業者には「学士」、短期大学卒業者には「短期大学士」、そして専門学校を卒業した人には「専門士」の称号が与えられてきました。
現在、社会が要求する技術の高度化や付加価値のある人材育成の必要性を背景に、4年生の教育課程を組んで、より高度な教育を実施する専門学校が増えてきています。この4年一貫教育で展開される圧倒的な実習時間、そこで磨き上げた“仕事力”を高く評価するために「高度専門士」は誕生したのです。
「高度専門士」は、専門学校選びの基準になっています。
これまで専門士が大学院に進学するには、あらためて4年制の大学に入学するか、大学院入学資格を得られる22歳を待たなければなりませんでした。しかし今後は、「高度専門士」を取得すれば、大学院への進学の道が開けます。これにより、将来の進路の幅が大きく広がったと言えるでしょう。
公務員の給与など勤務条件を管轄する人事院の規則によると、「高度専門士」を付与された者は、大卒者と同等の給与水準であると記されています。これは、一般企業に先立って規定されたもので、今後、「高度専門士」の給与水準は企業ニーズとともに、ますます高まることが予測されます。
「高度専門士」の誕生は、日本の高等教育の道に、大学、大学院というルートに加え、職場教育を中心とするもう1本のルートが確立したことを意味します。今後、企業との連携、実践的な施設・設備やカリキュラムにより、本当に企業が必要としている人材を的確に育成する機関として、一般大学と同等かそれ以上に産業界から評価される可能性を秘めています。
専門学校卒業の給与水準が
短大卒業者と同等になる
【専門士】の称号が与えられ
学歴面で短大卒業者と
同等の評価に
専門学校修了者の
4年制大学への
編入が認められる
4年制専門学校の修了者への
【高度専門士】の称号と
大学院への入学資格が
認められる
4年間の学びの中で人から信頼されるプロをめざします。
食事や入浴、移動といった応用動作の障害に対して、疾患に応じた改善方法を学びます。
電気や温熱・牽引などを利用した物理療法の基礎知識と理論について、講義・実習を通して学びます。
スポーツ外傷・障害の基本的な知識を習得し、スポーツ動作の評価から治療までの流れを学びます。
呼吸・循環・代謝疾患に対する理学療法の理論と実践について学びます。
心理学 | 情報科学 Ⅰ・Ⅱ |
国語表現 | 実践コミュニケーション |
物理学 | 生物学 |
統計学 | 英語 Ⅰ |
保健体育(実技実習) | 英語 Ⅱ |
解剖学 Ⅰ・Ⅱ | 体表解剖学 |
生理学 | 生理学実習 |
人間発達学 | 基礎運動学 |
関節運動学 | 運動生理学 |
病理学概論 | 臨床心理学 |
神経内科学 | 一般臨床医学 |
整形外科学 | 精神医学 |
応急処置学 | 栄養学 |
臨床薬理学 | 画像診断学 |
リハビリテーション医学・概論 | 社会保障学 |
理学療法概論 | 臨床運動学 |
基礎運動療法学 | チーム医療概論 |
理学療法研究法 | 運動学実習 |
基礎評価学 | 臨床運動学 |
疾患別理学療法評価学 |
中枢神経系治療学 | 運動器疾患治療学 |
脊髄損傷治療学 | 小児疾患治療学 |
内部障害系治療学 | 義肢・装具学 |
基礎物理療法学 | 実践物理療法学 |
ADL技術論 | 理学療法技術論 |
神経筋疾患治療学 | スポーツ・健康増進理学療法 |
老年期理学療法 |
中枢神経系治療学 | 運動器疾患治療学 |
臨床実習教育 Ⅰ・Ⅱ | 臨床見学実習 |
臨床基礎実習 | 臨床総合実習 Ⅰ・Ⅱ |