10/11に、広島工学院大学校のオート研究科でタッチアップ講習会が行われました。
タッチアップとは自動車の傷ついた塗装面に同色の塗料を小筆で塗布する補修方法です。新車並みの仕上がりさえ期待しなければ、家庭でも安く簡単に行うことができ、さびから大切な車のボディーを守ることができます。
今回のタッチアップ講習会では、本学科のプロの講師に、塗装の理論に基づいたタッチアップを実習しました。
塗料は、乾燥に1週間掛かり、当日は仕上がりまでは見れませんでしたので、仕上がりを発表します。
仕上げの作業は、久保先生と入学相談室の叶谷が行いました。
仕上げ後の感想
仕上げ後の傷の状況を見ると、ほとんどの傷で「ピンホール」が見られました。ピンホールは、写真で見ると黒い点に見えるもので、溶剤の乾燥時や塗料の盛り付けの際に入った空気の気泡が固まったものです。
これらは、講習の時間が短かった関係で一度に入れる塗料が多かったことが原因と考えられます。
これは、時間をかけて行うことで解決できると思います。
ピンホールが多少あるにしろ、車から少しでも離れると
傷のあったところを探さないと見えないくらいの出来栄えでした。
時間の関係で、全ての仕上げが紹介できないことをお詫びします。紹介できなかった方の仕上がりも良くできていました。
参加者の皆様お疲れ様でした。
専門学校 広島工学院大学校は、広島市安佐南区にある自動車整備士の国土交通省指定1種養成施設です。
広島で自動車整備士をめざすなら、実技試験免除で「2級ガソリン自動車整備士」「2級ジーゼル自動車整備士」の受験資格が取得できる1種養成施設がお勧めです。
オート研究科では、自動車整備科卒業後1年間で、板金・塗装を学び、自動車車体整備士をめざすことができます。