1月28日、伍永通信株式会社 難波部長様に、PBX(構内電話交換機)の機能の説明と導入における計画の立て方、構内ケーブルの端子台への取り付けについて、派遣授業を実施していただきました。
スマートフォンやタブレット端末が普及して、コミュニケーションの手段は変化していますが、いまだ会社において最も重要なコミュニケーション手段は「電話」です。
通信には「品質」があります。
人が使う物なので、「コミュニケーションが取れる」だけではなく、「より便利に、ストレスなく」使える必要があります。
出来上がりの良し悪しが、その会社の方たちの仕事の効率に大きく影響します。
ただ工事を行って機器を使えるようにするだけではなく、顧客の要望・状況を把握し、計画を立てていく流れを、実際の書類等を参考としてご説明頂きました。
実作業に目が行きがちですが、「品質」はこの点が重要であることを理解できたのでないかと思います。
後半は、実習で構内ケーブルの端子台への取り付けを行いました。
実作業と実習との差や、独自に工夫しているやり方の理由などの説明を受けながらの実習となりました。
ケーブルの被覆の除去では、「どのくらい取ったらいいのですか?」との学生の問に対し、「多く取れば材料が無駄になる。かといって少なければ作業が難しくなって時間がかかる。どちらもコストの話で、自分のベストを探してみてください」とご説明頂きました。
失敗を恐れ、何かに頼りがちな学生に対して、社会人としての考えるべきことが含まれていた気がします。
最後になりましたが、お忙しい中、ご協力頂きました伍永通信株式会社様並びに 講師の難波部長様 ありがとうございました。