4月16日から18日の3日間,国立江田島青少年交流の家にて合宿研修を行いました。
豊かな人生設計のために自分たちは何をすべきか,集団生活に適応した幅広い人間関係作りを目的に数々の研修を行いました。

研修は校長先生の訓話から始まりました。
挨拶という文字を別々に読むと

挨→ひらく→心を開く
拶→せまる→人にせまる

となります。
挨拶というのは心を開いて関係を深めるものです
という話から始まり、
「無財の七施」
という、ちょっと難しい話でした。

とにかく、人との関わりを大切にという話でした。
仲間は生涯を通じての財産となります。今回の研修が有意義な研修になるように!!

校長先生の訓話後は,発声・行動訓練。
「おはようございます」「おねがいします」「ありがとうございました」
外でお腹から声を出すのは気持ちがいい。
普段から大きな声で挨拶ができるように,そして整列がすばやくできるように。
いよいよ本格的な研修がスタートです!!

夜の研修は学年別活動。
1年生は新入生同士のコミュニケーションをはかるために名前を覚えるゲーム,2年生は就職を意識しての集団討論を行いました。

2日目は江田島名物,カッター訓練。
厳しい指導員の先生の下,規律を正し,安全を第一に!!と海へ出ました。重いオール,時より押し寄せてくる波もみんなで声を合わせ乗り切りました。
全力を出し,チームワークの大切さ,そしてやりきった!!という達成感を味わうことができました。

カッター研修でヘトヘトな体に鞭打って、午後はドッチボールを行いました。,体を動かして仲間とのコミュニケーション。チーム同士で声を掛け合い,真剣勝負。
仲間の新たな一面を見ることができました。

夜はドミノ大会でした。
今回はじめての試みでしたが、意外とみんなはまって、楽しそうにやっていました。
中には倒してしまってイライラしている学生もチラホラ。
この研修でもチームワークと集中力を養うことができました。

 最終日はグループワーク。
「人間力にとは」をテーマに特性要因図を使って,グループディスカッションを行いました。2年生がリードしながら話し合いを進め,最後は話し合ったことをみんなの前で発表。どのグループも工夫を凝らした発表を見せてくれました。


3日間の研修,そして集団生活を通じて多くのことに気付かされました。
人と人とのつながりの大切さ。共に生きていく喜び。笑顔が,そして何気ないあいさつ1つで元気になれるということ。
ここで得たきずなはとても大きなものでした。