広島弁護士会主催の『裁判傍聴セミナー』に参加しました。
初めにセミナーを担当して下さった弁護士の松澤先生から裁判の仕組みや傍聴事件について説明を受けました。

今回傍聴した裁判は、裁判員裁判(強盗傷人、営利・生命身体加害略取未遂)の弁論手続でした。
初めて裁判を傍聴した学生たちは、テレビで見る法廷が、実際の裁判官や検察官、弁護士、被告人の声を聞くことで臨場感を感じていました。
弁論手続は、検察官の論告・求刑、弁護人の弁論、被告人の最終陳述と予め準備されたものを基に進められていくため、長い時間をかけることなくこの日の裁判は終わりました。

終了後は、松澤先生から改めて事件についてご説明をいただきました。今回の裁判のポイントなど、初めて裁判を傍聴する学生に対して分かりやすい説明をいただき、裁判を傍聴するだけでは分かりにくかった事件について、学生たちも理解することができたのではないでしょうか。

最後に松澤先生から、「あなたが今回の裁判の裁判員だとしたらどのように判断しますか?」との問いかけに、学生たちの意見も様々でした。
裁判員は法律の知識を持っている人を求めているのではなく、私たち普通の生活をしている人たちの、年齢や立場などの違いを出し合って判決に至ります。
私たちの“普通”の感覚が、裁判員裁判に求められる要素ではないでしょうか。

普段あまり意識することのない裁判や法律といった分野に学生たちが向き合っていくきっかけになることを願っています。

広島弁護士会の皆さま、ありがとうございました。

海上保安庁　広島海上保安部の中村様、首藤様、太田様をお招きし、海上保安庁の仕事についてお話を伺いました。

海上保安庁といえば、映画『海猿』が有名ですが、実際にはたくさんの仕事があります。
海上における救助活動のほか、治安の確保や環境保全、事故災害などその仕事は多数です。
海に出る仕事の他、陸上での仕事も説明を聞き、これまで持っていた海上保安庁の印象が変わりました。

学生から、面接試質問に対する質問にも丁寧に答えていただき、これからの試験対策の参考となる貴重なお話を聞くことができました。

普段は試験対策のための授業ばかり受けている学生たちですが、実際に働く方のお話を聞くことができ、これを合格へのモチベーションにつなげてほしいと思います。

お忙しい中ご講演をいただきました、中村様、首藤様、太田様、ありがとうございました。

本校では、7月6日(土)に採用ご担当者の方をお招きした『職業別説明会』を予定しています。
海上保安庁の方にもお越しいただく予定です。
詳細はHPで近日中にご案内する予定です。
また、お通いの高等学校にご案内するので、ぜひ皆さまご参加ください。
お待ちしています。

2019年5月24日金曜日に高校の先生方を対象とした『公務員指導者セミナー』を開催しました。
講師は本校と提携を結んでいる株式会社実務教育出版 セミナー事業部 セミナー企画課 部長 平垣多以子様です。

高校の先生方を対象に、高校での公務員受験へ向けての指導プログラムを披露され、どの時期に何をすべきか、どこにポイントを置けばいいかなど適切なアドバイスをたくさんいただきました。
参加された先生方全員から「大変役に立った」との感想を頂きました。

参加された先生方、そして平垣さま、誠にありがとうございました。
公務員に関して、何かお困りのことがございましたら、お気軽に本校までお問い合わせください。