12/18(金)に,介護実習報告会を開催しました。
介護実習から帰ってきた2年生が,最後の実習で取り組んだ「ケアプラン」とこれまでの実習の振り返りについて,発表しました。
「ケアプラン」(介護計画)は,実習先で出会った利用者さんのご協力のもと作成するものです。
利用者さんの状態,思いや趣味,歴史などを基に,その方がより「幸せな状態」に近づけるような介護のあり方を模索する作業過程(プロセス)です。
ケアプランは,利用者さんや職員さんから頂いた情報,自身で観察する中で集めた情報などを分析し,課題を見つけて作成します。
こうしたケアプランを作成し,実施し,振り返り,改善する流れを「介護過程」(ケアマネジメント)と呼んでいます。
報告だけでなく,設営や司会進行,タイムキーパーから記録に至るまで,全ての役割を学生が担います。自分以外の報告者の体験に耳を傾け,意見交換しながら共有します。
これにより,介護実習という貴重な「体験」が「経験」に昇華します。
※「経験」:人間が外界との相互作用の過程を意識化し自分のものとすること。『広辞苑』
入学したときからは,段違いに成長した学生たちの姿がそこにありました。
みんな本当にお疲れ様です。
あとは,卒業に向けて期末試験・卒業試験を残すのみです!