エンジニアの整備技術向上に取り組むトヨタカローラ広島に就職し、現在、トヨタ系列独自の技術力認定制度「トヨタ検定」の2級認定を目指して勉強中です。
「整備士に多くの資格が必要なのか」と思う人がいるかもしれませんが、資格は技術の証。私の場合、在学中に国家資格をはじめ、10種類以上の資格取得を目指して勉強したことが今の仕事に生きていると感じます。
数年後には車検整備に関わる「国家資格・自動車検査員」の受験資格が厳しくなるそうです。時代の流れを見ながら、学生時代に取得可能な資格取得には積極的に挑戦してください。
ベトナムから日本に訪れ語学学校を経て、工学院で自動車整備を学びました。学校では基礎からしっかり指導を受けることができ、資格取得にも集中して挑戦しました。
卒業後、カーデザインが好きだったマツダに就職。昨年オープンした最新設備が揃う西条店で、車検や点検業務を担当しています。
専門用語や新しい技術など身につけることがたくさんありますが、何事も全力で取り組むことで、整備の技術を深めることができています。
知識や経験を積み重ね、将来は母国ベトナムの研修施設で、後輩に車の整備技術を教えたいと考えています。
工学院では、工具の使い方や修理方法など基礎から学びました。ただ暗記するのではなく「何のために必要なのか」と、理由と細づけて学ぶ姿勢が身につきました。その姿勢が、現在の点検や車検業務に役立っています。
最近では、ハイブリッド車や電気自動車を担当する機会も増えているので、構造や整備方法など、必要な知識や技術を習得し業務に臨んでいます。周囲には頼りになる先輩がたくさんいるので、私も後輩をサポートできるよう成長していきたいと考えています。