私の主な業務は、事故などで傷ついたクルマを、溶接や叩き出し、引っ張り出しなどの技術を活用して修理することです。板金の仕事は、担当するクルマの破損状況によって全く違い、元の形状に近づけるためには、ミリ単位の繊細な調整技術が必要です。
普段は手袋をして作業を行いますが、素手の方がへこみの状態が把握しやすいこともあり、手先の微妙な感覚を修理に生かしています。損傷の大きいクルマを元の状態に戻せた時に得られる達成感は、この仕事ならではのやりがい。今後は、さらに経験を重ね、作業の正確性とスピードを向上させていきたいです。
下地からマスキング、調色、塗装、磨きまで自動車の塗装全般を担当しています。特に、アウディやベントレー、マセラティなどの外国車を多く扱っています。自分で調色した色に車体が変わっていく瞬間や、全ての作業が完了し見違えるように綺麗になった車を見送る時が好きです。一昨年オープンした今の職場は快適で使いやすく、最高の環境です。
はじめは、整備士を目指していましたが、工学院時代に塗装の面白さを知り、その奥深さに魅了されています。さらに経験を積み、米田に任せれば間違いないと言われるほどの、質の高い仕事を目指しています。