広島県タイヤ商工協同組合より講師を迎え、自動車整備科2年生を対象に、タイヤ空気充填業務特別教育の講義を受講しました。
【学科】
●タイヤに関する知識
●作業用機器に関する知識
●タイヤホイールセットの分解作業
●タイヤホイールセットの組立作業
●関係法令と災害事例
【実習】
●タイヤの点検の方法
●合わせホイールとリング付きの組立・分解方法
●トラック・バスタイヤの組立・分解方法
●乗用車タイヤの組立・分解方法
●特別講習(タイヤ脱着作業とトルクレンチの使い方)
整備士の仕事の中でも、タイヤに関わる作業は多くありますが、一つ間違えると大きな事故につながります。
しっかりとした知識・技術を学ぶことで、お客様の安心・安全をサポートが保証できます。
講師の皆様、大変お世話になりました。
【タイヤ空気充填業務特別教育】
自動車用タイヤに空気を充てんする作業は、高圧の空気を取り扱うことから危険が伴い、死亡事故も発生しています。
平成2年10月1日より、労働安全衛生規則第36条の「特別教育を必要とする業務」に「タイヤの空気充てん業務」が追加されるなどの法改正が行われ、自動車タイヤの空気充てん業務に従事する労働者に対し、特別教育を行うことなどが事業者に義務付けられました。
これらの規則に違反した場合、事業者には罰則(6月以下の懲役または50万円以下の罰金)が課せられます。