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エスプレッソマシーンを使った実習。
今日はまず始めに、エスプレッソの味の違いを勉強しました。
エスプレッソ豆もイタリアの北部と南部では焙煎具合が違います。北部(ミラノ系)の豆に比べ、南部(ナポリ系)の豆は焙煎具合が深くなります。その焙煎具合によって酸味、苦味、甘味が変わってきます。
また、エスプレッソをそのまま飲んだ場合と、砂糖を加えて飲んだ場合とでも味が違います。エスプレッソをテイスティングする場合には、ストレートで飲むのですが、エスプレッソを楽しむ時には、砂糖を2〜3杯入れて飲みます。砂糖を入れることによって、苦味をまろやかにしてくれるのです。
こうした味の違いを自分たちの舌で感じました。
その後、エスプレッソ、カプチーノの練習を行いました。
まず、1人ずつエスプレッソを入れていきました。
人によって、エスプレッソの味が違います。それは、タンピングの強さ・粉の詰め具合がそれぞれ違っているからです。特に粉を詰める量が違うとエスプレッソの味はかなり変わってきます。成功したものばかりではありませんが、それもまたいい勉強になりました。
先生は、一人ひとりにアドバイスをしてくださり、おっしゃいました。
「粉の量が多いのがいいのか、少ないのがいいのかに答えなんてありません。味わってみておいしいのが正解なんです。
ただ『ちょっとならまぁいいか』という思いだけは持ってはいけない。自分たちにとっては、100杯のうちの1杯でも、お客様にとってはその1杯が全て。だから、常に一定の味を出さないといけないんです。」