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今日の紅茶実習では、水の種類、湯の沸かし方、茶葉の量などの違いによる紅茶の違いを勉強しました。
ポットにお湯を注ぐと、茶葉がお湯の対流によって浮き沈みします。これをジャンピングといいますが、これがおいしい紅茶を入れる時のポイントです。組み立ての水にはたくさんの酸素が含まれていて、この酸素が紅茶のジャンピングの手助けをしてくれます。
しかし、沸騰手前のお湯やずっと沸かし続けているお湯、2度沸かししたお湯だと、うまくジャンピングをしてくれません。
また、日本の水はほとんどが軟水ですが、硬水を使った場合にも紅茶に違いが出てきます。
今回は硬度約1500のペットボトルの水を使用しました。すると、ジャンピングをしない、そして出来上がった紅茶はにごり、色の濃いものになりました。もちろん味も違います。
ヨーロッパの水はほとんどが硬水なので、紅茶は日本の水で入れたものよりも色が濃いものになります。このため紅茶は英語で『Black Tea』ともいわれます。
紅茶を入れる時は、浄水器を通した汲み立ての水道水を使い、その沸かし立てをすぐに注ぐのがベストです。