エスプレッソ用に豆を細かく粉砕するマシーン、それがグラインダー。
今回カフェ非常勤の先生が、業者からお借りしたというイタリア・ミラノのグラインダー製造メーカーである『ANFIM』社のグラインダーを持ってきてくださいました。
普段学校で使用しているグラインダーは、イタリア『ラ・マルゾッコ』社のグラインダーです。このグラインダーは、細かく挽いた豆が一旦「ドーサー」と呼ばれる場所に集まり、レバーを引くころによって挽いた粉が落ちてくるという仕組み。

しかし、今回お持ちいただいた『ANFIM』社のグラインダーはその「ドーサー」が付いていないタイプのグラインダー。つまり挽いた豆が直接落ちてくるというタイプなのです。
マシーン自体も学校にあるグラインダーより新しいため、豆を挽くスピードも速い!
マシーンは日々進化しています。だから、私たちも練習を積み、その進化においていかれないようにしなければなりません!!

『soiuris』…フランス語で『スーリィ』と読むこの単語は日本語に直すと『ハツカネズミ』
今日のスイーツ実習は『シュークリームのバリエーション編』
1つのシュー生地からスワンやバスケット、そしてスーリィを作りました!

その中でもシューの上に『フォンダン』と呼ばれる砂糖の衣をつけ、チョコレートで目や鼻を描いたそれが『souris』
目の描き方でさまざまな表情を見せてくれるハツカネズミちゃんがかわいらしくて思わずひとつひとつ撮影しちゃいました。

食べてしまうのがかわいそうなくらいかわいらしいのですが、なめらかな『フォンダン』とシュー生地がベストマッチ☆
最近フォンダンのかかったシューを見かけることがあまりなくなってしまいましたが、お店で見かけたら是非味わってみてください♪

今週のスイーツ実習は、学生も楽しみにしていた“パフェ”
「ソルベ」「ピスタチオクリーム」「チョコ生地」「チュイール」「クランブル」などなど、パーツを作成したら、いよいよ盛り付け!
「食べた時にどう感じてもらいたいか」「見た目の美しさ」「どこでどのような食感を入れたらいいか」…盛り付けにもかなり神経を使います。だけど、アイスやソルベを使うパフェはスピードも大切!

頭の中でイメージをふくらませつつ、層を作り上げていきました!
出来上がったら、アイスが溶けてしまわないうちに、早速試食!
「めっちゃ幸せ〜」
パフェの美味しさにメロメロになったスイーツ実習でした。