広島製菓専門学校に入学したときから目標にしていた自分の店を、2022年9月に広島で開業することができました。東京での修業時代も「自分の技術を磨くこと」「地元に帰って開業すること」という2つの目標を意識しながら、日々を積み重ねてきました。いざ店を出そうと決めてからは、広島市内で条件の合う物件を探すところから大変苦労しました。経営に関しても先輩や独立開業をした学校OBに話を聞いたり、本を読んだりして準備を進めてきましたが、ノウハウはほぼゼロの状態。
だけど「やってみないと分からない」の精神で、日々チャレンジを続けています。
自分の店を持つことは昔からの夢だったし、自分が本当にやりたいことを実現したいという思いもありました。その思いを形にしていくため、店では素材や製法にこだわった、正統派のおいしいケーキづくりをめざしています。修業時代に学んできたことでもあるし、お客さまにも納得して食べていただけるようなケーキを提供するのが一番だと思います。少し手間が掛かることでも、手間を省かず丁寧な仕事を心掛けていきたいです。
今は開業したばかりで目の前のことに精一杯ですが、将来的には地元の名産品を使った地産地消のケーキなどにも挑戦していきたいと思います。
コンテストに参加するということは、自分自身を高めることだと思います。修業時代、仕事の傍らさまざまなコンテストに参加してきました。結果を出すのも大切ですが、コンテストに向けて練習を重ねて創意工夫を凝らす努力は、自分自身の技術を磨くことにつながったと感じています。仕事を通しての経験ももちろん重要ですが、コンテストにチャレンジすることで技術面も精神面も鍛えられました。
さらにコンテストヘの参加を通して人問関係を広げることもできたので、自分の店を開業するという夢に近づくためにも、必要な挑戦だったと思います。
「ジャパン・ベルコラーデ・アワード」では、4時間という限られた時間内に3つの課題作品を制作。
繊細な作業をミスなく行うための高い技術力と、タフな精神力が求められている。