広島製菓専門学校を卒業後、県内外の3つの店舗で経験を積みました。 初めの頃は独立を考えてはいなかったのですが、プロとしての知識や技術を磨いていくうちに自信がついてきて、他のお店のパンを見て「自分だったらこんなパンを作りたいな」と考えることが多くなり、だんだんと自分の店を持ちたいと思うようになりました。
まずは自分が食べたい、好きだと思うパンを作ることにしています。まだ開業したばかりで、生産量を安定させることが一番の課題ですが、今の目標は「わざわざ行く店」になること。買い物や散歩のついでではなく、ここのパンを買うことが目的でお出掛けしていただけるような、通いたくなる店を目指しています。
在学中、先生が「学校に入って同じ夢を持つ仲間に出会えたことは、自分にとってすごく強みになる」と話してくださったことがありました。当時はあまり現実味がなく、ただ聞いているだけだったのですが、就職したり自分の店を持ったりして、その言葉の本当の意味を実感しました。
今でも連絡を取り合う仲間がいますし、時には店を手伝いに来てくれることもあります。外部講師で来てくださった先生に、店の開店準備で相談することもありました。知識や技術以上のものを、学校で手に入れることができたと感じています。
授業ではもちろん、みんな真剣に取り組んでいますが、みんなで笑い合うこともたくさんありました。打ち粉を撒くのがすごく上手な先生がいて、私たちもあんな風に粉を撒いてみたい!と競って先生の真似をして、打ち粉を撒くのがすごく上達したことを覚えています。
楽しみながら学んだことが、今の私につながっているんだと思います。